黄河が永和県域を68キロメートルも流れ、北部から南部に至るまで七つの湾、すなわち英雄湾、永和関湾、郭家山湾、河澮裏湾、白家山湾、仙人湾及び于家咀湾が形成され、総称して乾坤湾と名付けられる。乾坤湾は今まで中国における規模が一番大きい川で、密度が高く、最もよく発達している主流のキャニオン型の蛇行した川のグループであり、黄河国立文化公園を建設し、中華文明の重要なランドマークを作るための中核地域でもある。

黄河乾坤湾景勝地は中国におけるトップ10の美しい峡谷の一つである晋陝(山西省と陝西省)峡谷にあり、黄河一号観光道路の「0 KM」標識文化ステーション、閣山、東征村、于家咀村、仙人湾、于家咀湾、黄河蛇曲国立地質学博物館という七つの部分から構成されている。

乾坤湾は川と山が寄り合い、岩壁が聳え立ち、人間のわざとは思えないぐらいの造作で、雄大極まりない自然に恵まれ、世界の眺めが一覧できるほど、世にたぐいない絶景を呈している。ここでは、中生代の三畳紀、新生代の第四紀および黄河が形成されたプロセスといった地質学的進化の記録が保存されていて、オルドス地塊における古代の川と湖の環境および古代の地理的進化の特徴を示している。中華文明の始祖である伏羲氏はここで天体の現象を観察し、風水を見、八卦を作り、中華文明の先駆けの功を立てたと伝えられる。

本景勝地は峡谷一つに湾を二つ帯び、公園一つに館を二つ持ち、天然資源に富み、文化財が豊かで、中国における黄河の風土と人情を体験できる重要な観光地である。

竜が行く土、美しき乾坤。ようこそ、山西省‧永和‧黄河乾坤湾景勝地へ!



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