于家咀渡し場


「于家咀」という渡し場は乾坤湾郷‧于家咀村の西に位置し、黄河の東岸にある古代の主な渡し場の一つである。この渡し場は陝西省延川県にある「清水関」という渡し場とははるか遠くから相呼応し、ここは地勢が広々として、港は緩やかで、集結に便利なので、従来は兵家が競い合って争う要所である。1936年5月2日から5日まで、毛沢東主席が東部遠征の中国工農紅軍を率いて、ここで師団に戻って西へ進行し、「于家咀を渡って大勢を定め、山に登って天下が取れる」という美談が残された。